大雨の影響で増水した京都市の鴨川では、オオサンショウウオの目撃情報が相次いでいます。
京都市によりますと、大雨の影響で増水した鴨川では、26日朝からオオサンショウウオの目撃情報が相次いでいて、通行人などからの通報が続々と寄せられているということです。
オオサンショウウオは世界最大級の両生類で、約2300万年前からその姿が変わっていないことから「生きた化石」とも呼ばれています。
また、オオサンショウウオは夜行性で、昼間は岩陰などの暗くて狭い場所で身を潜めているということですが、市によると、今回の大雨で川が増水したことから浅瀬に出てきているとみられるということです。
オオサンショウウオをめぐっては、古くから日本に生息している在来種は国の特別天然記念物に指定されていますが、近年、外来種のチュウゴクオオサンショウウオとの交雑が進み、在来種の絶滅が危惧されています。
このため京都市では、26日朝から浅瀬に出てきたオオサンショウウオのうち、数匹の交雑種を保護したということです。
京都市文化財保護課は、「鴨川はオオサンショウウオの生息地なので、河川で見かけても捕まえたり、触ったりしようとせず、そっとしておいてほしい。一方、歩道などにオオサンショウウオが出てきている場合は、文化財保護課に連絡してほしい」と呼びかけています。











