今年1月、大阪府岸和田市の商店街で、警察官をボンネットに乗せたまま車を約700メートル走行させた事件。大阪地検は41歳の男を起訴しました。

 12日、覚醒剤取締法違反と道路交通法違反、公務執行妨害と殺人未遂の罪で起訴されたのは、大阪府泉南市の無職・久保泰範被告(41)です。

 起訴状などによりますと、久保被告は今年1月、岸和田駅前通商店街で、警察官から交通違反の取り締まりを受けた際、逃走しようと考えて車を急発進させ、殺害しようとした罪や、無免許で運転した罪などに問われています。

 商店街は車の通行が禁止されている時間帯で、警察官が久保被告に車の停止を求めたところ、車が急加速させて、警察官をボンネットに乗せたまま走行。約700m先で警察官を振り落として逃走しました。

 警察官は打撲やすりむくなどのけがでした。

 逮捕当時の調べに対し、久保被告は、「無免許運転がばれるので逃げた」と話していたということです。

 検察は久保被告の認否を明らかにしていません。検察は約4か月間、鑑定留置を行ってきましたが、刑事責任能力があると判断し、起訴に至ったとみられます。