現地・北京からの生情報 会談の雰囲気は?台湾問題は?

 14日の会談について、現地北京からJNNワシントン支局長の涌井文晶記者がお伝えします。

 ―――会談の雰囲気は?
 「アメリカ側も中国側も、現時点では対立ムードを一旦棚上げにして緊張緩和・友好ムードを前面に押し出そうということが感じられます」
 「トランプ大統領は『何か問題があった場合も電話をしてきてくれた』『私もあなたに電話をしてきた』など習主席との個人的な関係を強調していました」
 「習主席のことを『偉大な指導者』という表現で讃えて持ち上げるという場面も見られました」
 「習主席が対中強硬派のルビオ国務長官(上院議員時代に中国から制裁を受けて入国禁止に)と握手してみせました」

 ―――歓迎式典は非常に豪華な印象を受けました。
 「トランプ大統領は『どう画面に映るか』を気にする人ですが、今回はアメリカ側も豪華な式典を望んでいたと言われていて、それに中国側が応えるというような形になりました」
 「世界の2大大国のリーダーが人民大会堂前の広場を並んで歩き、その周りで軍楽隊が演奏し、子どもたちが旗を振り…トランプ大統領が好むような演出が満載でした」

 ―――「天壇公園」視察時の様子は?
 「親しげな様子をカメラに撮らせたという感じでした」
 「トランプ大統領は大体カメラの前に来ると、質問に答えるなどのアピールをしますが、それも習主席の前では控えていて、気を遣っているのかなという印象でした」

 ―――台湾問題については?
 「アメリカ側はあまり深入りしないというのが基本的な戦略ではないかと思います」
 「高市総理にはリップサービスとして『今度習主席に会ったら日本は良い国だと言っておくよ』と言いましたが、それがクローズドの場で実行されるかどうか…少し微妙ではないかと見ています」