獣医師の女性が自殺したのは長時間労働が原因だとして、労基署が労災認定していたことがわかりました。
代理人弁護士や遺族によると、兵庫県農業共済組合に獣医師として勤務していた女性(当時33)は、2023年8月に自殺しました。
女性は2023年4月に南あわじ市の診療所に異動した後、時間外労働が増え、同年6月中旬から1か月間の時間外労働が97時間に達していたということです。
(自殺した女性獣医師の父親)「(娘は)仕事から逃げたいとか、死にたいとかっていうのを言っていました。守れなかった、守ってあげられなかったという思いはあります」
そして、女性の自殺について淡路労働基準監督署は、異動後の仕事量が急激に増えたことで心理的負担が強くなり持病が悪化したことなどが原因だとして、今年1月に労災認定したということです。
遺族側は「異動前の別の診療所で勤務していた頃も、長時間労働があった」と訴えていて、共済組合に対して損害賠償を求める方針です。
(自殺した女性獣医師の父親)「争いごとは私の娘の本意ではないことは十分承知はしていますが、(獣医師の)労働環境が一歩でも改善に向かうのであれば、娘も許してくれるかなと思います」
共済組合は取材に対し「回答を差し控える」としています。











