関西電力の歴代幹部らが金品の受け取りや役員報酬を補填していたとして損害賠償を求められた裁判で、旧経営陣6人への証人尋問が始まりました。

 関西電力では、歴代の幹部ら83人が1980年代以降、福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から総額3億7000万円相当の金品などを受け取り、森山氏の関連会社に原発に関わる工事を発注するなどしていました。

 また旧経営陣らが経営悪化で減額した役員報酬の一部を、退任後に受け取っていたことも明らかになっています。

 関電と株主は旧経営陣を相手取り損害賠償を求めて提訴。

 午前の裁判には、役員報酬の補填を決定した森詳介元会長が出廷し、「経営の立て直しに多大な貢献をしてくれたので、その労苦に報いるためだった」などと述べました。

 午後は金品を受け取っていた元副社長への証人尋問が行われます。