「すごい」「面白いね」 モノづくりの原点は“友人たちの反応”

子ども時代の宇田社長(左下)

――――子どもの頃は、どんな少年でしたか?

 小児喘息があり、活発なほうではなくて。どちらかというと何かを作るのが好きで、4コマ漫画を描いたり、すごろくを作ったりして遊んでいました。凝り性なので細かく凝ったものを作るのですが、友人たちが「すごいな」とか「面白いね」と言ってくれるのが楽しかった。そこがモノづくりの原点だったような気がしますね。

――――おじいさまが起業された会社ですが、子どもの頃から会社とは心理的に近かった?

 創業の地は愛媛県の四国中央市にあります。私自身は大阪生まれ大阪育ちで、お盆やお正月など長期休暇のタイミングは家族で祖父の家に帰省していました。祖父の家の横が本社で工場もあったので、夏休みは朝に工場が始まるタイミングで一緒にラジオ体操したり、夜は工場の見回りに祖父と一緒に行ったり、親しみを持っていた場所ですね。