ことし4月に鹿児島市の平川動物公園で生まれた5匹のシンリンオオカミの赤ちゃんが23日、一般公開されました。


公開されたのは、4月に生まれたシンリンオオカミの赤ちゃんオス1匹、メス4匹の5匹です。自然を感じながら、のびのびと育ってほしいと、カエデ、ヨモギ、ゼン、ジュリ、シズクと自然にまつわる名前が付けられました。

元気いっぱいだね


生まれたころは体長およそ20センチでしたが、現在は倍以上の50センチ、体重も7キロほどに成長しました。親に甘えたり、元気に走り回ったりする姿に見物客もメロメロでした。

親に甘えているね


(宮崎からきた修学旅行生)
「寝顔がかわいい」
「モフモフしてて、大人のオオカミと比べて小さくてかわいい」

(出水市から訪れた人)
「新婚旅行で来た。むじゃきに遊び回ったり、寝たりしていてかわいい。見られてラッキーだった」

そして、ひときわ熱心にカメラを向ける男性…

ひときわ熱心にカメラを向けるているね


東京からきた「オオカミマニア」の男性でした。
「4000枚撮った、もっとあるかも。みんなで団子になってる。これからも楽しみ」



(平川動物公園シンリンオオカミ担当 松元悠一郎さん)
「子どもらしいむじゃきな姿は大きくなると見られなくなるので、今が一番チャンス」


シンリンオオカミの赤ちゃんは現在茶色がかった色ですが、次第に親と同じ白色や灰色に近づいていくということです。