新たに造られた鹿児島海上保安部の大型巡視船「あさなぎ」が13日メディアに公開されました。

「あさなぎ」は全長およそ140メートル、総トン数およそ6000トンの大型巡視船です。中国船の領海侵入が相次ぐ尖閣諸島周辺の警備を強化するためおよそ175億円かけて新造され、7月に鹿児島海保に配属されました。

40ミリと20ミリの機関砲や、遠隔で操作できる放水銃などを備え、ヘリコプターも2機搭載されます。

鹿児島海保には、今年度内に大型巡視船「ゆみはり」も配備される予定で、すべてそろえば大型巡視船はあわせて10隻、ヘリコプター搭載型は、全国最多の6隻になります。