沖永良部島に漂着した巨大な金属片 表面に中国語の文字が
沖永良部島の和泊町によりますと、今月25日午前、和泊町古里の与和の浜の海岸に「不審なものが漂着している」と住民から連絡があり、町の職員が現地にいったところ、長さおよそ3メートル、幅およそ2メートルの巨大は金属片が流れ着いているのを確認しました。

町では、再び海に流されないように金属片を10メートルほど陸側に移動させたうえで、県と今後の対応を協議しています。
金属片の表面には大小の星のマークがあるほか、「排気孔」と中国語の文字が表記されていて、中国製の可能性もあります。




また、表面には貝が付着していて、長期にわたって海を漂流したとみられます。
奄美大島でも「ロケットのようなものが…」
一方、沖永良部島から100キロ以上離れた奄美大島の大和村でも似た物体が見つかっています。
大和村によりますと、今月9日夕方、ヒエン浜の海岸で住民から「ロケットのようなものが漂着している」と奄美海上保安部に通報があり、11日に奄美海上保安部と大和村の職員が現地で確認しました。


漂着していたのは、縦およそ2メートル60センチ、横およそ1メートル70センチ、
重さが80から100キロと推定される物体です。
村では危険ではないと判断し、浜から回収して村有地で保管しています。

