(機内アナウンス)「私事ではありますが私、河野秀之はこのフライトで人生45年間のラストフライトを迎えることになりました。会社の配慮により、右席には私の息子、河野翔機長が同席して乗務しております。明日からは地上から航空機を見守っていくつもりです」


秀之さんを出迎えようと、職場のみんなが集合。駐機場では横断幕で、そして館内では拍手で出迎えられました。



(秀之さん)「めったに(親子でフライトの)機会がないので、最初で最後のダブルキャプテンで息子と飛ぶことができて、一つ区切りがついて、気持ちよくリタイアできる」

(翔さん)「(父を)客観的に見てると、いろんな方に感謝している。自分だけでやってるんではないというスタンスを非常に感じられることが多いので。私もそういった精神は継承していきたい」
最後のフライトを終えた秀之さんは、翔さん、そして後輩たちにある思いを託しました。
