鹿児島市のマンションの自室に火をつけたとして、放火の罪に問われている男に対し、検察は26日、拘禁6年を求刑しました。

現住建造物等放火の罪に問われているのは、住所不定・無職の末川廣哲被告(71)です。

起訴状などによりますと、末川被告は去年10月、当時住んでいた鹿児島市にあるマンションの部屋で、毛布や布団などにガソリンをまいて火をつけ、焼いたとされています。けが人はいませんでした。

鹿児島地裁できょう26日開かれた裁判員裁判で、検察は「深夜のマンションで、住人が逃げ遅れる可能性もあった。酒を飲んだ状態でガソリンを使い、場当たり的に周囲を巻き込んだ」と指摘し、拘禁6年を求刑。

一方、弁護側は、「社会的な孤立や体の不調などから『死んで楽になりたい』と考えた。他人を巻き込む意図はなかった」と主張し、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は今月29日に言い渡される予定です。