致死率高い「ハンタウイルス肺症候群(HPS)」
急性の呼吸困難を特徴とする疾患です。南北アメリカ大陸で発生。致死率が非常に高く、今回のクルーズ船での感染が確認されているハンタウィルスの「アンデス株」が引き起こすと考えられています。
潜伏期間は1〜5週間(最長8週間)とされています。初期症状は発熱・頭痛・悪寒・筋肉痛などかぜに似た症状が1〜4日続きます。その後、呼吸困難・酸素欠乏状態が急速に出現します。
1993年に米国南西部で初めて確認され、その後カナダ・アルゼンチン・チリ・ブラジルなど南北アメリカ大陸全域に広がっています。
WHOの資料によると、2025年にアメリカ大陸地域では8か国から229例の症例と59例の死亡が報告されました。







