鹿児島市の中学校で、子どもたちにスポーツへの関心を持ってもらおうと、オリンピアンが講師となった特別授業がありました。

鹿児島市の長田中学校です。特別授業はJOC・日本オリンピック委員会が開いたもので、1998年の長野オリンピックで、ノルディックスキー元日本代表の荻原次晴さんが講師を務めました。

まず体育館で生徒たちは足に掃除用のモップをつけ、ノルディックスキーの動きを真似しながら、リレー形式で順位を競いました。
生徒は慣れない動きに苦戦しながらも、仲間と競い合う楽しさを感じていました。
(参加した生徒)「普段は体験することのないことだから、とても貴重な経験になったし、滑ることの楽しさを知ることができて良かった」
(参加した生徒)「オリンピックは身近にないけど、いつでも体験できる素晴らしさを持つ偉大なものだと知った」

このほか、荻原さんによる講演があり、双子の兄・健司さんと比べられた悔しさをモチベーションにして、オリンピック出場を果たした経験を語りました。
(長野五輪元日本代表 荻原次晴さん)「悔しいことがあっても負けたらいけないと言ってたな、なんてことを思い出してくれるとすごくうれしい」







