こうした中、31日金曜、与野党は物価高対策として、半世紀以上続くガソリン暫定税率を年内で廃止することで合意しました。

レギュラーガソリンの場合、現在、1リットルあたり10円の補助金を今月13日から2週間ごとに5円ずつ積み増し、12月11日に暫定税率分の25.1円と同じ額まで引き上げます。暫定税率自体は12月31日に廃止され、同時に補助金はなくなります。

ガソリンが今より15円ほど安くなる見込みで、鹿児島の場合、現在、レギュラーの平均価格が185円なので、170円ほどまで下がる計算です。

軽油も今月13日から27日にかけて補助金を暫定税率と同じ額まで引き上げます。今より7円ほど安くなり、県内の平均価格は現在の168円から161円くらいまでに下がる見込みです。