種子島から今月、H3ロケットで打ち上げられた新型補給機HTV-Xが、30日未明、ISS=国際宇宙ステーションとの接続に成功。宇宙飛行士に生鮮食品などを届けました。JAXAは31日、生鮮食品の内訳を発表しました。

今月26日、種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げられた新型補給機「HTVーX」。2020年に運用を終えた「こうのとり」の後継機で、ISS=国際宇宙ステーションで使う実験装置や宇宙飛行士の生活物資を届ける役割を果たします。

日本時間の30日午前1時ごろ、ISSに滞在する宇宙飛行士・油井亀美也さんが、ロボットアームでHTV-Xをキャッチし、ISSとの接続を無事に完了しました。

今回のHTV-X1では、「こうのとり」に比べて打ち上げ直前に物資を搭載できるようになり、より新鮮な食品の輸送が可能になりました。