鹿児島空港に現れた哨戒機。鹿児島空港で30日、海上自衛隊の哨戒機に魚雷を積み込む訓練が初めて行われました。
(記者)「午後0時10分、鹿児島空港にP-1哨戒機が着陸しました」
鹿児島空港に降り立った、海上自衛隊鹿屋航空基地のP-1哨戒機、1機。中国海軍が活動を活発化させる東シナ海を中心に警戒・監視を担っています。
きょう30日は、今月20日から全国で実施されている自衛隊統合演習の一環で、機体に魚雷を積み込む訓練を初めて行いました。拠点の鹿屋基地が攻撃されて使えなくなった事態を想定したもので、弾薬は入っていないということです。
(空港の利用者)
「まさか飛んでくるとは思わなかった」
「北朝鮮やロシアなどがあるので、(訓練は)当たり前のこと。今までやっていなかったのがおかしい」
P-1哨戒機は2時間余りとどまり、民間機の運航に影響はありませんでした。
鹿児島空港は去年、自衛隊が訓練などで円滑に使える「特定利用空港」に指定されていて、今月は航空自衛隊の戦闘機も飛来し、初めて訓練をしています。
自衛隊統合演習はあす31日まで全国各地で行われます。
 
           
   
  






