鹿児島市と薩摩川内市にまたがる八重山周辺で計画されている風力発電建設について、国は事業者が提出した環境アセスメントの「評価書」を容認する通知を出しました。

鹿児島市郡山町と薩摩川内市入来町にまたがる八重山とその周辺では、東京の企業を親会社とする合同会社が、風力発電用の風車8基の建設を計画していて、2029年の運転開始予定です。
合同会社は国に対し、環境への影響を調べた「環境アセスメント」の最終段階にあたる「評価書」を提出していましたが、国は今月29日、「評価書の変更は必要ない」と通知し、計画の内容を容認しました。
今後、合同会社は「評価書」を1か月間県庁で公開するなどし、環境アセスメントの手続きを終了させます。
計画に反対する「八重山こいやまを守る会」は、「環境や景観への影響を懸念する住民の意見が反映されていない評価書が確定したことは残念。引き続き反対していく」と話しています。
 
   
   
  






