霧島市の高校生が、インターネット動画の生配信で地元で生産された有機野菜を販売する「ライブコマース」に挑戦しました。

「カリッ…甘い!」

この取り組みは、福山高校が、産官学の連携協定を結ぶNTT西日本と鹿児島県と協力して行いました。

「ライブコマース」はインターネット動画の生配信で商品を紹介し、消費者とコミュニケーションをとりながら販売する手法です。

きのう29日は、NTTのサービスを使い、商業科の3年生18人が、地元で作られた、有機栽培のカブやピーマンなどの詰め合わせを販売しました。

(配信の様子)「農薬や化学肥料を使わないことで、土壌や水質、生き物の負担を減らすことにつながる」

生徒たちは、人・社会・環境などに配慮した消費行動=「エシカル消費」についても学んでいて、農薬を使わない有機栽培は環境への負荷が少ないことも紹介していました。

「ディレクターを担当して台本を作った。コメントで反応があったことがうれしい」

「自分が配信者となると相手の顔が見えないので、どんな様子か気になった」