鹿児島県がおよそ10年かけて開発した、暑さに強いコメ「あきの舞」が今月中旬に初出荷され、関係者が知事に報告しました。

「あきの舞」は県が2013年から開発を進めていた品種で、今年から伊佐市、薩摩川内市、さつま町などで本格栽培が始まりました。

県内で最も多く栽培されている「ヒノヒカリ」と比べて暑さに強く、粒がふっくらと大きく、優しい甘みともちもちした食感が特長です。
29日は関係者らが県庁で出荷を報告し、塩田知事が試食しました。
(JA北さつま・木原武彦 参事)「全国的なコメ不足と高温障害で、県外どこもこの対策として、高温障害に強い品種を作っているが、鹿児島は早くにできたので、チャンスととらえて県内で一生懸命売っていきたい」

「あきの舞」は県内の物産館などで販売されていて、来月16日にはさつま町の産業祭で販売されます。
 
           
   
  






