地方での可能性が広がる中、野下さんは5年前からプログラミング教育にも力を入れています。学校でのプログラミング教育の必修化もあり、野下さん教室では生徒数が年々増え、5歳から17歳まで、およそ120人が通っています。


Q.どうして教室に通おうと?
(小学2年生)「楽しそうだったから。完成したゲームを見るのは楽しい。(作ってるときは?)作ってるときもめっちゃ楽しい。楽しいしかない」


3年前から教室に通ってスキルを伸ばし、野下さんの会社でアルバイトを始めた高校2年生の生徒もいます。


(高校2年生)「貴重な経験だと思う。東京とかなら別だと思うが、鹿児島や地方でこんないい場所があるのはすごいと思う。夢はプログラマー。大きいゲームを作ってみたい」

(野下さん)「鹿児島という場所が、子どもたちにとって学びたいことが学べる場所、自分が就きたい仕事がある場所になれるように、自分たちができることをやりたい。日本中の若者が『ゲームだったら鹿児島だよね』と言ってくれる未来になるように頑張りたい」


鹿児島でも多くの若者が夢を叶えられる場を作りたい。野下さんは、その目標をクリアしたいとゲームを作り続けています。