今月5日まで防災週間です。鹿児島市のホテルで2日、地震による火災を想定した防災訓練がありました。
鹿児島市の城山ホテル鹿児島の訓練には、従業員や消防隊員などおよそ80人が参加し、震度6弱の地震で4階の厨房から火が出たとの想定で行われました。
訓練では、館内放送で4か国語で避難が呼びかけられ、従業員が宿泊客を屋外へ誘導したり、けが人を担架で運び出したりしました。また、消火器での初期消火や人工呼吸、心肺蘇生など、応急処置の手順を確認していました。
(城山ホテル鹿児島 齊藤宏隆総支配人)「今後はセクションごとに個別の訓練を予定していて、やるべきことが何なのかしっかりと確認していきたい」
また、2日は消防による放水や、屋上に避難した人をはしご車で救助する訓練もありました。