鹿児島県南種子町で24日から、洞窟の内部に星空の映像を映し出すプラネタリウムイベントが始まりました。
真っ暗な中に浮かび上がる無数の星々。これは本物の夜空ではなくプラネタリウム、上映されている場所は室内ではなく洞窟です。
南種子町で2015年から行われているプラネタリウムイベント「星の洞窟」が今年も始まりました。場所は、南種子町の観光名所・「千座の岩屋」。波に削られた珍しい形の岩が特徴の洞窟で、干潮の時しか中に入ることはできません。
そのため、24日夜のイベントは午後11時半スタートと、深夜だったにも関わらずおよそ80人が参加。洞窟内部の上下左右に星々の映像が映し出され、波の音だけでなくプロの奏者によるサックスの演奏も響く、幻想的な空間を楽しんでいました。
(霧島市から参加)「少し夜が遅くてきついと思ったが、洞窟でジャズの音楽と波の音が合わさってきれいだったので、頑張って起きて良かった」
「星の洞窟」は25日夜と26日も行われ、海岸ではアーテイストの千田泰広さんによる光のアートの展示も行われます。