10日、鹿児島空港に緊急着陸したイギリスの戦闘機は、15日も鹿児島空港内にとどまっています。

空港事務所によりますと10日午前11時半ごろ、イギリス空軍の「F-35B」戦闘機1機が機体のトラブルで鹿児島空港に緊急着陸しました。
防衛省によりますと戦闘機は日本やアメリカなど6か国の共同訓練に参加していて、韓国からイギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に戻る途中の洋上で何らかの不具合が起きたということです。
F‐35Bは、12日、誘導路から鹿児島空港内の民間格納庫に移動され、15日現在も鹿児島空港内にとどまっています。
防衛省はイギリス軍に対し不具合の原因を報告するよう求めていますが、イギリス軍は「確認中」としていて「少なくとも17日日曜までは動かない」と説明しているということです。