桜島で9日朝、爆発的噴火が発生し噴煙が1500メートルの高さまで上がりました。

桜島の南岳山頂火口できょう9日午前4時40分に爆発的噴火がありました。

噴煙は火口から1500メートルの高さまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から最大800メートルの8合目付近まで飛びました。

桜島の爆発的噴火は今年139回目です。

このあと噴煙は北西の鹿児島市吉野方向に流れると予想されています。

桜島では噴火警戒レベル3の入山規制が継続中です。

気象台は「山体の膨張は引き続き高止まりが続いていて、山体膨脹が一度に解消されるような噴火が発生すると多量の降灰の可能性がある」として注意を呼びかけています。