レブナイズは5日、6日、熊本との連戦となりました。熊本はプレーオフ進出をかけて、鹿児島はプレーオフのホーム開催をかけて、負けられない戦いが続く中、過去最多のブースターが駆けつけました。
2日間で両チームあわせて過去最多7600人を超えるブースターが集まった西原商会アリーナ。
(熊本からのブースター)「今シーズンは25回応援に。(応援でも)負けません」
(熊本のコールリーダー)「(前回、熊本でのホームゲームで)インパクトのある応援が来たので、僕たちも負けてられない。鹿児島に飲み込まれないよう、ヴォルターズレッド一丸となって勝ちます」
アリーナの一角が、熊本のチームカラー赤で染まりました。
(鹿児島のブースター)「声を出して、(熊本に)負けないように応援する」「めらめらしているので、頑張る」
試合は序盤から大接戦。大きな歓声が飛び交います。そのまま一進一退の攻防が続き、勝負は延長戦に。
ハームスがけがで欠場し、高身長の「ビッグマン」不在の中、ゴール下で次々と失点し、リードを許します。
そんな中、チームを救ったのはエニス。遠い位置からの3ポイントで2点差に詰め寄ると、スティールでボールを奪い、そのまま駆け上がり、気迫のこもった同点弾。
追いついたレブナイズはその後、身体を張って相手の攻撃を防ぎ、延長2回目でリードを奪うと、縦のパスからゲインズ・ジュニア。エースのダンクで盛り上がりは最高潮となりました。
そして最終盤。ブースターの声援も受け、点差を守り切ったレブナイズ。2回の延長戦の末、93対89で勝利しました。
(デカメガホン隊の一員)「(喉を)使い切った。ギアを上げて、最後までホームの力を出し切れてよかった」
(鹿児島レブナイズジェームズ・エニス選手)「(ブースターに)毎コール毎コール、チームの背中を押してもらった。Bリーグでもトップクラス、NBAと比べても引けを取らない鹿児島ファンの後押しは素晴らしかった」
福岡が優勝を決めて、レブナイズは現在2位。今のままだと、プレーオフ初戦はホーム開催ができます。次の試合は今度の12日・13日、ホームで愛媛と対戦です。