こちらは今月1日に入社式を迎えたばかりの新入社員の皆さんです。2日、社会人として必要な知識やマナーを学ぶセミナーが開かれました。

鹿児島県商工会議所連合会が開いた新入社員向けセミナー。県内の製造業やサービス業など30社から114人が参加し、ビジネスのマナーを学びました。

(記者)「名刺交換の練習が始まりました。みなさん、ぎこちない手つきですが、真剣な表情で取り組んでいます」

職場や顧客に好かれ、魅力のある人になるためには、「常に笑顔を大切にする」ことが紹介されました。

(講師)「未来が楽しみだな、この子のためなら一生懸命教えたい、そう思われる新入社員であるかどうかが、皆さんが(仕事で)一番上手くいくための最短ルート」

(参加者・宿泊業)「人間関係がこれから働く上で一番大事だと思った。笑顔を大事にしていきたい」

(参加者・サプリメント製造販売)「人に好かれるような行動がとれるように、まず考え方からポジティブにしていきたい」

(参加者・自動車販売)「意識すれば、人にいい印象を持ってもらえると深く感じた」

講師によりますと、近年はまじめな新入社員が多い一方で、「自主性」をどう育てていくかが鍵だといいます。

(講師・宮之原明子さん)「積極性とか自ら進んでいくところが弱いかなという気はする。自ら考えて進んでやっていくことがすごく大事だと伝えていきたい」

セミナーはあす3日も開かれます。