そろばんを学ぶ子どもたちの県ナンバーワンを決める大会が、鹿児島市で開かれました。
(記者)「まもなく大会が始まる会場、子どもたちはハチマキを巻いて気合い十分、静かな熱気に包まれている」
「必勝」に、そろばんにちなんだ「一珠入魂」の文字。
県珠算連盟の主催した大会には、県内でそろばんを学ぶ幼稚園児から中学生まであわせて105人が出場しました。
次々と読み上げられる数字を、そろばんをはじいて足し上げていく「読上算」などの速さ・正確さを競いました。
中には、そろばんを使わない子どもも。頭で暗算しているようです。数字の読み上げが続くことおよそ30秒。答えは…。
(答えの読み上げ)「9億4千4百20万8531円」
子どもたちは日頃の成果を発揮できるよう懸命にそろばんをはじいていました。
(個人六級の部優良賞・出水聖母幼稚園年長 前屋帆花さん)「そろばんが大好きで年少から始めた。珠算が全問かけ算わり算みとり算あっていて300点とれた」
(読上算中学生の部優勝・伊集院北中1年 有元陸貢さん)「優勝できると思ってなかったからうれしい」
(読上算小学生の部優勝・松元小6年 田上大矢さん)「学校で早く計算できたりそろばんの練習でよくできたときにやっていてよかった」
(個人段位の部・読上暗算小学生の部優勝・犬迫小3年 平原彩葉さん)「3月の検定でそろばんと暗算が10段とれるようにがんばりたい」
(県珠算連盟 瀬戸口淳治副会長)「大人もこどももぜひそろばんを愛してもらえれば」