荒茶の生産量が日本一になった鹿児島のお茶を、クルーズ船の外国人観光客にPRするイベントが開かれました。

このイベントは、4400人を乗せた台湾からのクルーズ船の鹿児島港入港にあわせ、県茶業会議所が初めて行ったものです。

(記者)
「のぼりが大きくなびくほど風が強いが、少しでも温まってもらおうとお茶が振る舞われている」

乗客のほとんどが台湾からの観光客で、抹茶をたてる体験を楽しんでいました。

(台湾から)
「とてもおいしい。寒いから温かいお茶がいい」

県産のお茶の輸出額は、日本食ブームを追い風に増えていて、2023年度には過去最高の32億5700万円となっています。

(県茶業会議所 出水達也さん)
「生産量が一番になり、PRするには追い風。国内、海外にPRできればいい」

会場には、県産のお茶を販売するコーナーもあり、乗客たちが手に取っていました。