薩摩川内市の甑島と串木野新港を結ぶ「フェリーニューこしき」は、老朽化に伴う売却できょうが最後の運航となりました。セレモニーが行われ、別れを惜しみました。

総トン数942トン、定員350人のフェリーニューこしきは、2002年10月に就航し、甑島と串木野新港を1日2往復してきました。

老朽化に伴い売却されることになり、きょう5日が客を乗せる最後の運航でした。串木野新港ではセレモニーが行われ、串木野さのさ踊り保存会が出航を見送りました。

(最終運航の乗客)「大しけのときも一生懸命働いてくれた」
「フェリーニューこしきを思うと、感動して涙が出る」

(原薗清賢船長)「島の人たちの役に立てるよう頑張って来た。感慨深い」

甑島~串木野新港の航路は、今月20日から、総トン数1110トン・定員358人の新造船「結Lineこしき」が就航します。