来年春に卒業する大学生を対象とした合同企業説明会が、鹿児島市で開かれました。

合同企業説明会は鹿児島国際大学が毎年開いているもので、来年の春に卒業する大学3年生およそ330人と県内外の100社が参加しました。

(企業説明)「国内・海外の商材を発掘して仕入れて、日本国内・海外に広めるといった仕事もしています」

(大学3年生)「福利厚生とか男性の育児(休業)取得率とか上がってきたりするので、そこはいいのかなと感じました」

(大学3年生)「ずっと長く働きたいなと考えているので、いい人がいっぱいいるような所で働きたい(企業から)入って入ってというのがすごい伝わるので、受け入れてもらえるんだなとうれしい」

(焼酎メーカーの採用担当者)「会社の中でも働き方を考えて多様な考え方が増えてきているので、ニーズに沿った働き方・働かせ方の提案をしていくことが重要かなと」

鹿児島労働局によりますと、県内の大学をこの春卒業する学生の就職内定率は1月末現在で86.6%で、去年の同時期を1.3ポイント下回っています。ただ、今月末の最終的な就職内定率は、去年並みの97%ほどを見込んでいます。