イルカの赤ちゃんが、鹿児島市のかごしま水族館で24日未明に生まれました。赤ちゃんは母乳を飲みながら元気に泳いでいます。
かごしま水族館で生まれたばかりのメスのイルカの赤ちゃん。体長120センチ、体重は20キロとみられ、母親のマールに寄り添って母乳を飲みながら泳いでいます。
母親のマールは23日午前、出産の兆しがみられ、24日午前5時前に無事出産し、生まれた2時間半後には授乳も確認したということです。
(来場客)「かわいかった」「こんなにすぐ泳げるんだなとびっくり」
(来場客)「元気いっぱいになってくれるとうれしい」
(来場客)「お母さんみたいにきれいなショーができるように育ってほしい」
24日の出産を受けて、水族館では当面、イルカショー「いるかの時間」を休止し、プールを赤ちゃんと母親マールだけにして見守ることにしています。
(かごしま水族館・海獣展示係 大塚美加係長)「本当によかったなと、うれしい気持ち。愛される・皆から名前を呼んでもらえるイルカになってもらいたい」
水族館では、2~3か月後にも赤ちゃんの名前の公募と、いるかの時間のショー再開を予定しています。なお、かごしま水族館のイルカは、これであわせて9頭になりました。