鹿児島県の去年の荒茶の生産量が日本一になったことを祝い、鹿児島市で記念のセールが始まりました。

鹿児島市のおいどん市場与次郎館にあるJA茶房さつま路では20日、荒茶生産量の日本一を記念したセールが始まりました。

農林水産省によりますと、去年、鹿児島県で生産された荒茶の量は2万7000トンで、初めて静岡県を抜き、全国トップとなりました。

店頭には、「日本一」と書かれたポスターが掲げられ、記念セールにあわせて用意されたブレンド茶や数量限定の詰め合わせが並びました。

こちらは、南九州産のさえみどりとゆたかみどりのブレンド茶。まろやかな口当たりと香ばしい焙煎の香りが楽しめます。客は早速、いれたてを味わっていました。

(客)「おいしい。濃い濃いとしている。(日本一は)うれしい。ますます皆さんに頑張ってもらいたい。茶畑がきれいで自慢できる」

(JAかごしま茶業 坂口綾菜さん)「生産量日本一に向け生産者を始め茶業関係者も頑張って来たのでうれしい。この機会に良さを知っていただけたら」

記念セールは今月25日までで、県内産の茶葉およそ20種類が3割引きで販売されています。