屋久島で旬を迎えている特産のタンカンを使ったイベントが開かれ、地元農家と観光客が交流しました。

屋久島町では、温暖な気候と傾斜地を利用してタンカンが栽培されていて、栽培面積は市町村別で全国1位です。

交流イベントは島のゲストハウスに長期滞在している観光客が企画したもので、14日は地元の農家と一緒に畑で収穫をしました。

(タンカン農家 渡辺浩さん)「大変さを分かってもらって、観光客に発信してもらえれば、ありがたい」

そのあと、輪切りにしたタンカンを乾燥させ、チョコレートを付けたお菓子「オランジェ」づくりに挑戦しました。

(名古屋から長期滞在)「屋久島の山を見ながら、ロケーションが良く、最高だった」

屋久島の今シーズンのタンカンは、夏の猛暑やヒヨドリ被害が深刻で、こちらの畑の収穫は昨シーズンの3分の1以下の4トンほどにとどまる見通しです。