大崎町で地震と津波を想定した避難訓練が行われ、住民ら400人が参加しました。
訓練は、南海トラフ巨大地震の発生で大崎町で震度6弱の揺れを観測し、地震発生から39分後に高さ7メートルの津波が押し寄せるという想定で行われました。
住民や消防、町職員などおよそ400人が参加しました。大丸小学校には、近くの住民らが避難、校舎の屋上まで上りました。
(住民)
「夜だったら、恐い。(訓練を)しておいたほうがいいと」
「いつもしてないことはできないから、ちょっとでも体に覚えてやらないといけない」
訓練の後鹿児島大学の井村隆介准教授が「南海トラフ巨大地震と日向灘大地震」について講演しました。この中で井村准教授は「災害の時には自分の命を守った上で、高齢者らを助けることが大事」と訴えました。
(講演を聞いた人)「自分が生きることが一番だと、それが心に残りました」