北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、自衛隊とアメリカ海兵隊の戦闘機12機が4日午後、鹿児島県や熊本県を含む九州西方の海上で、共同訓練を行いました。
防衛省によりますと、訓練に参加したのは、航空自衛隊のF−15戦闘機4機とF−2戦闘機4機、アメリカ軍のF−35B戦闘機4機です。
北朝鮮が4日朝、弾道ミサイル1発を発射し、青森県付近の上空を通過させるなど、活動を活発化させていることを受けて行ったということです。
防衛省は「自衛隊とアメリカ軍の即応態勢を確認し、緊密で隙のない連携を内外に示した」としています。
4日の共同訓練は、弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対し、日米の抑止力や対処力を示すことを狙ったものとみられます。