鹿児島市のマリンポートかごしまに鹿児島海上保安部所属の大型巡視船「しゅんこう」が入港し、救助訓練などが公開されました。

「しゅんこう」は鹿児島海保におととし配備された全長140メートル・総トン数6000トンの国内最大級の大型巡視船で、尖閣諸島の警戒・監視などにあたっています。

1日は、県内の警察・消防などの関係者や家族らおよそ200人が招待され、1日船長を務める小学生のかけ声で訓練が始まりました。

「しゅんこう」に搭載されたヘリコプターを使った海難救助や、不審船の追跡訓練などが公開されました。

(招待された人)「すごいなと思った。頑張ってほしいと思っている。日本の領土を守るために」

(第十管区海上保安本部 赤松宏樹次長)「第十管区海上保安部では(尖閣警備など)役割がますます厳しく、関係機関と連携を強化して適切に対処したい」

また、きょうは、「しゅんこう」の操舵室など船内も公開されました。