神戸市の大倉山公園です。鹿児島県人会は震災の4年後、慰霊碑を建てました。

亡くなった県出身者203人の名前が刻まれていて、週に1回掃除をし、毎年1月17日は慰霊式を開いています。

17日も県人会のメンバーや遺族らおよそ80人が集まり花を手向けました。

(小松大作さん)「生活の中で防災は重く語られないが、災害に対する備え、家族との連絡体制など、この日を大切にしてほしい」
(記者)
県出身のひとたちからは「鹿児島の人たちにはきょうのような節目の日だけでもいいのであの震災を思い出し、防災について考えてほしい」との声がきかれました。
この30年で東日本大震災や熊本地震、能登半島地震など各地で大きな地震が起きています。鹿児島でいつ起こってもおかしくない大地震を他人事とせず、「その時」に備えておくことが大切だと感じました。