薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、23日にかけて大雨となるおそれがあります。

鹿児島地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、薩摩、大隅地方では23日朝にかけて、種子島・屋久島地方では23日夕方にかけて、大雨となるおそれがあります。

降り始めからの雨量は、甑島中甑で182ミリ、さつま町柏原で152.5ミリ、伊佐市大口で146.5ミリです。現在、薩摩川内市と甑島に大雨警報が発表されています。

22日に予想される1時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で40ミリ、種子島・屋久島地方で30ミリです。

23日午後6時までの予想24時間雨量は多い所で、種子島・屋久島地方で150ミリ、薩摩、大隅地方で100ミリです。

気象台は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けています。