台風14号の強風域に入っている奄美地方では、食料品の品薄や交通の乱れなど、影響が広がっています。
徳之島町亀津のスーパーです。フェリーの欠航が相次ぐ中、先週14日・土曜日を最後に商品の入荷が止まっていて、生鮮食品や日持ちのするパンなどが売り切れ、空になった棚が目立っていました。
(ダイマル本店 廣重人さん)「牛乳やパン、お肉コーナーの製品が少ない状況になっている」
交通への影響も出ています。海の便は18日、離島便を中心に軒並み欠航となりました。
19日も、▼種子屋久航路の種子屋久高速船の午前中の一部の便、プリンセスわかさ、フェリー屋久島2の全便、フェリーはいびすかす(上り便・種子島発屋久島行)、フェリー太陽2、▼奄美・沖縄航路はクイーンコーラルプラス、フェリーあまみ、フェリーかけろま、定期船せとなみが欠航を決めています。
空の便は18日、離島便を中心に欠航が出ましたが、航空各社によりますと、今のところ、19日は通常運航する予定だということです。
また、MBCの取材では、奄美地方の公立小中学校は、18日は下校を早めたところもありましたが、19日は通常通りだということです。