
大崎町で被害が集中した三文字地区。一帯はかつて水田が広がり、地盤が弱い地域です。
こちらの衣料品店では、地震の揺れで複数の商品の棚が倒れました。

(記者)「地震の影響で店の中央の床が5センチ隆起している。客がつまずかないよう注意書きされている」

当時、店内には客やスタッフあわせて10人がいましたが、全員、避難して無事でした。
(マツザカヤ 松元英樹社長)「客に(倒れた棚が)当たらないように、棚を止めるので必死だった」

しかし、店の壁に亀裂が残るなど、地震の爪痕は今も残っています。
今回の地震を教訓に、いざというときの対応をスタッフ同士で話し合ったといいます。
(マツザカヤ 松元紗幸さん)「感じたことないくらいのパニック。お客さんの誘導も大事、落ちやすいものを固定し、物が倒れないようにするのは必要だと感じた」