先月、県内で最大震度5強を観測し、南海トラフ地震臨時情報が運用開始以来、初めて発表された宮崎県沖の日向灘での地震からまもなく1か月です。日向灘での地震は過去にも繰り返し起きていて、専門家は「巨大地震への心構えを持ち続けてほしい」と強調します。

先月8日の午後4時43分ごろ、県内各地を襲った大きな揺れ。日向灘を震源地とするマグニチュード7.1の地震が発生し、県内では震度5強を大崎町で、震度5弱を鹿屋市・鹿児島市などで観測しました。県内では4人が転倒するなどけがをして住宅5棟に被害が出ました。

気象庁は、南海トラフ地震臨時情報を初めて発表。巨大地震への備えを呼びかける異例の状況が1週間続きました。