鹿児島市で中学生の弁論大会が開かれ、生徒らが日常から得た学びや考えを訴えました。
「鹿児島市中学校生徒弁論大会」では、各学校の代表40人がそれぞれの熱い思いを壇上で伝えました。
鹿児島大学附属中学校の池之上かりんさんは、ふるさとの魅力を世界中に知ってもらうためのアイデアを発表。
(鹿児島大学附属中学校3年 池之上かりんさん)「鹿児島の過疎化は見えないところでどんどん進んでいます、これは大変だと気づきました。そこで考えたのが観光業での下剋上です。私たちを困らせる火山灰も味方につけます、克灰袋を道端にずらーと並べて和服と言えば京都のように黄色い袋と言えば鹿児島と印象付けるのもいいのではないでしょうか」
語学留学先のフィリピンでピンチを救ってくれた「母親の教え」を披露したのは、吉野東中の福地一仁さんです。
(吉野東中3年 福地一仁さん)「簡単な言葉すらパニック状態の僕には出てきませんでした。早速の大ピンチで母の教えが役に立ちました『笑顔が大事』ということ。こんな笑顔で話をしてみました、すると、僕のしょぼい英語力とひきつった笑顔で緊張を感じ取ったのか優しい笑顔で返してくれた。言葉を超えて気持ちは伝わる、僕は笑顔の力を信じています」
中学生たちの気持ちがこもった弁論に、観客も大きな拍手をおくっていました。







