鹿児島市の中学校で、水難事故に備え、ライフジャケットの使い方を教える講習会がありました。

(鹿児島県ライフセービング協会 山下丞代表理事)
「鹿児島県内では悲しい水の事故が発生しています」

鹿児島市の坂元中学校で開かれた講習会では、およそ30人が水難事故に備え、ライフセーバーからライフジャケットの付け方や使い方を学びました。ライフジャケットを付けた生徒たちはプールに入って浮く体勢を学び、助けを呼ぶ形をできるようになりました。

(講習を受けた生徒)
「バランスを取るのが難しかったです。すごい浮いたので安心感がありました」

「自分は泳いで息を確保しようとするんですけど、そんなことしなくても浮けた」

(県ライフセービング協会 山下丞代表理事)
「不慮の落水事故に対して呼吸の確保をいかにできるか(ライフジャケットの着用は)いろいろな事故について生存の確立があがる」

県内では、今月6日、鹿児島市の中学3年生が南九州市の川で死亡する事故が起こっています。