その一方、中央駅西口周辺ではJR鹿児島中央ビルが去年4月に開業し、まわりではマンションの建設が予定されています。
26日の検討会では、県工業試験場跡地に、委員からは公園や美術館といった文化施設などをつくる案が出ました。
(鹿児島大学学術研究院・理工学域工学系准教授 小山雄資委員)「直感的に公園だろうと。公園だと存在するだけの価値が派生する」
(消費生活アドバイザー 有山まり子委員)「暮らしや文化に根ざした体験活動を通して地域固有の価値を再認識できる場になる。観光客にとっても有意義な場所になるのでは」
検討委員会では今後、利活用の方向性をとりまとめることにしています。
一方、鹿児島市の加治屋町で計画されている再開発の概要も明らかになりました。

市によりますと、地上26階の複合施設が計画され、1階と2階には商業施設など、3階以上はマンションとなる予定です。施設の高さはおよそ100メートルで、鹿児島中央駅前の鹿児島中央タワーと同程度の高さになる見込みです。

2027年度に今ある建物の解体と、再開発ビルの着工を目指しています。







