薩摩、大隅地方では未明から21日朝にかけて非常に激しい雨が降り続き、気象台は、線状降水帯の発生情報を発表しました。
停滞する梅雨前線と低気圧の影響で、薩摩、大隅地方は未明から非常に激しい雨が降り続き、気象台は午前5時半前、線状降水帯の発生情報を発表しました。
21日未明に、肝付町で1時間に71ミリ、指宿市で67ミリの非常に激しい雨を観測しました。
気象台によりますと、20日の降り始めからの総雨量は、指宿市で平年6月ひと月分の7割に相当する400ミリを超え、24時間雨量としては観測史上1位を更新しました。
現在、発達した雨雲は県内から遠ざかりつつあり、雨のピークはこえました。
ただ、降り続いた雨で鹿児島市、日置市など、県本土の広い範囲に大雨警報が出されています。土砂災害、河川の増水・氾濫に警戒が必要です。







