奄美地方では13日にかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。宇検村と瀬戸内町の一部に避難指示が出ています。
気象台によりますと、奄美地方は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
10日の降り始めからの総雨量は、瀬戸内町の古仁屋で208ミリ、伊仙町で156ミリなど、多いところで平年6月ひと月分の半分に達していて、宇検村と瀬戸内町には大雨警報と土砂災害警戒情報が発表されています。
現在、避難指示が宇検村・湯湾地区と、瀬戸内町・西方地区に、高齢者等避難の情報が宇検村の久志と阿室、名柄地区に出されています。
奄美地方では13日昼前にかけて、1時間に最大50ミリの非常に激しい雨が予想されています。13日夕方までの24時間に予想される雨量は、奄美北部で150ミリ、奄美南部と十島村で120ミリです。
土砂災害への厳重な警戒と、低い土地の浸水などに注意が必要です。







