奄美地方では12日夜遅くにかけて1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。現在、宇検村と瀬戸内町に土砂災害警戒情報が出ています。
気象台によりますと、奄美地方では梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
10日の降り始めからの雨量が瀬戸内町の古仁屋で161.5ミリ、伊仙で154ミリに達していて、現在、宇検村と瀬戸内町には、大雨警報に加え、5段階の大雨警戒レベルで4に相当する土砂災害警戒情報が出ています。
瀬戸内町には西方地区の402世帯に避難指示、宇検村には、久志と阿室校区の合わせて219世帯に、高齢者等避難の情報が発表されています。
奄美地方では12日夜遅くにかけて多い所で1時間に奄美北部で50ミリ、奄美南部と十島村で30ミリ。
13日正午までの24時間に予想される雨量は、奄美北部で150ミリ奄美南部で100ミリ、十島村で80ミリとなっていて、気象台は土砂災害への警戒や、低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。







