鹿児島市立病院が、車検が切れた車両で3週間、患者を搬送していたことがわかりました。病院は「担当者が更新時期の確認を忘れていた」としています。
車検が切れていたのは、患者を他の病院に転院させるための搬送車両1台です。
市立病院によりますと、車検の更新期限は今年3月22日まででしたが、その後、4月上旬までのおよそ3週間、車検が切れた状態で使われていたということです。3週間の間に4回、患者の搬送などで使用し、62キロ走行していました。
車両はおよそ4年前に導入されたもので、車検切れは点検の際に発覚し、鹿児島市立病院は「担当者が更新時期の確認を忘れていた」としています。
これを受けて市立病院は、警察に報告した上で、他のすべての車両の更新時期を改めて確認したということで、「事案を重く受け止め、再発防止に取り組む」としています。







