アメリカ軍が来月行い、自衛隊が初めて参加する大規模演習が、鹿児島県内では霧島市や奄美大島で実施されることになりました。
「バリアント・シールド」は2年に一度、アメリカ軍が太平洋地域で行っている大規模な演習で、今回は日本の自衛隊施設も使われる予定です。陸上自衛隊からはおよそ4000人が参加し、九州では来月7日から10日までの4日間行われます。
県内では国分駐屯地、奄美駐屯地と瀬戸内分屯地で、地対艦ミサイル部隊や電子戦部隊、アメリカの艦艇や戦闘機の訓練が予定されています。訓練は駐屯地の中で行い、実弾は使用しないということです。
県内では去年11月、屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落したことから、塩田知事は24日、防衛省に対し、訓練の情報提供を行うことや、住民の安心・安全の確保に万全を期すること、事故が発生した場合は適切に対処することなどを要請しました。







