鹿児島県内の作家らが描いた絵画や彫刻などの作品を集めた「県美展」が、鹿児島市で開かれています。

県美展は県美術協会が1954年から開いている公募展です。

70回目の節目を迎えた今年は洋画、日本画、写真、彫刻などの6部門に、851点の応募があり、入賞、入選となった753点が展示されています。

最高賞の記念大賞には、鹿屋市の堀之内聖さんの不死鳥をイメージした洋画「古に希む」が選ばれました。

(記念大賞 堀之内聖さん)
「鳥というのが性に合ったというか」
「色々なイメージをしながら感じていただければうれしいと思います」

(来場者)
「こういう目線に目を向けたらいいんだとか、色々な刺激をもらえて、良い経験になった」

(県美術協会・祝迫正豊会長)
「作家の迷いとか喜びとか、工夫がゆっくり見られるので、県民の皆さまに見ていただけたら」

県美展は今月26日・日曜まで鹿児島市の黎明館と、市立美術館で開かれています。